試合の感想書こうとしたらDJの項目が長くなりそうだったんでそれだけ書いときます。もしかしたらこれに満足してあとは書かないかもしれません。

・今週のスタッツ
23/31 225yds 1TD 2INT。WASが深いディフェンスをしていたのかNEXT GEN  STATSによると31回のパスの内RAC無しに10ヤード以上のパスを投げたのが僅か6回、その中で成功したのが1Q 10:13のShepardへのパスのみ、更に内2回はINTを喫するなどダウンフィールドへのパスに苦しみました。とはいえその10ヤード未満へのパスの成績は22/25  212yds 1TDとyds/attが8ヤードオーバーの成績なので短いパスが多かったことを特に気にすることは無いでしょう。後述しますがINTされた分を考えるとこれでも無理に奥に投げているくらいです。

・2つのINTと1つの未遂

1つ目のINTはカバー3の左奥を守っていたDunbarが更に奥に行くLatimerに着いていくような素振りを見てShepardに投げたところに戻ってこられてやられました。こちらの動画によるとCollinsがプレイアクションに釣られて上がってきたのだからもっと早いタイミング(Shepardが左に行くか行かないかぐらい)でパスを投げるべきだったとのこと。

2つ目はマンツーマンのところをまたもやDunbarにやられました。最初はSが寄って来てる様子も無いし1on1で勝ってくれることを期待して投げたら相手に上手いことやられたのかな?くらいに思っていたのですがよく見たらクロスパターンでしかももう片方のEngramの方がセパレート出来ていた様子。クロスパターンなのでEngramが見えてなかったとは考え難く、また14点リードの2Q6:41の2nd&3なので無理に奥に投げる必要性もありません。Engramに投げたときのために外のレシーバー2人が奥に走ってスペースを空けてくれていたのでRACも十分に見込めたように思います。

最後は右奥を守っていたNicholsonを抜いたのを見てFowlerに投げたもののきっちり着いていたNormanにINTされかけたプレー。こちらのプレーでも浅いところでのクロスパターンでShepardへのカバーを剥がすことに成功しています。残り97秒なのでチャンスがあれば奥に投げたい気持ちはわかりますが、3~4番手のレシーバーがNormanに勝ってくれることを期待するよりはマンカバー対策のルートを成功させたエースレシーバーを信じたほうが良かったでしょう。それまでに2回INTされた際のターゲットだったのが気になったのかもしれませんが。

2つ目のINTと未遂に終わったプレーを見るに1on1のレシーバーを信頼して強気に行き過ぎるきらいがあるように見えます。チャンスがあればロングパスを積極的に狙っていく姿勢は悪いことでは無いですが、浅いところでもフリーのレシーバーを作ることに成功したならそれを利用することもまた重要ではないかと思います。


・GallmanへのTDパスとプレッシャー/ブリッツ耐性、モビリティ

最初のドライブでのGallmanへのTDパスでは見えている範囲での守備の動きを見て、見えてない範囲での空いてるレシーバーを把握するという技を見せてくれました。新人にしてこういうことが出来るのはいいですね。



ブリッツに対してもスナップ前に把握し、プロテクションを指示し、自分で動くべきところでは動いて時間を稼ぎパスを通すことで上手く対応しています。その他プレッシャーがかかる場面でもフィールドを見続けて最後までパスを投げることを諦めませんし、それでも空かないようなら自分で行ってドライブを途切れさせることをしません。Manningの時は5/23の22%弱しか無かった3rd downでの更新率がJonesになってからは14/26の53%強にまで大きく改善しています。



INTについてはかなりこき下ろしましたが、それでも新人とは思えないことを成し遂げているのは間違いないです。来週以降の活躍も楽しみです。